長岡市

新潟県長岡市の代表的な神社5社

新潟県の中南部に位置し、県下第2位の人口数26万人を擁する長岡市には、小さな神社を含めると50社以上の神社が鎮座しています。

その中でも長岡市の代表的な神社5社の、歴史、鎮座地、御祭神と御神徳(ご利益)、主な例祭日を神社別にご紹介します。

平潟神社|長岡の氏神様

平潟神社の創建年月日は「長岡市史」によると不詳とされていますが、疫病が流行っていた736年に北陸を巡っていた僧・行基(ぎょうき)が、自分で作った普賢菩薩(ふげんぼさつ)を奉納して祈念したといわれていることから、それ以前の創建と考えられているようです。

上杉謙信や上杉景勝が深く崇敬していたといわれており、かつては長岡停車場(現在の長岡駅付近)に鎮座していました。元和2年(1616年)長岡城が築城した際、現在地に遷座されました。

現在では長岡の氏神様として崇敬され、開運招福家内安全厄災除け諸願成就などのご利益があると言われています。地元民の間では、健康や受験合格、仕事運が上がるパワースポットとして知られています。

長岡駅から徒歩11分の市街地に鎮座していることもあり、大晦日から元旦の初詣はたくさんの人で賑わいます。駐車場は正面に向かって右手の社務所側にあります。ちょっとわかりにくく、駐車スペースも少ないのが難点です。

また、社務所は16時で終了しますので、御朱印やお守りをお求めの場合は早めに行くことをおすすめします。毎年4月に春季大祭、7月には夏季大祭が行われます。

平潟神社(ひらかたじんじゃ)

鎮座地:〒940-0071 新潟県長岡市表町1丁目6−1

電話番号:0258-32-1032

御祭神:健御名方富命(タケミナカタ)

高龍神社|金運UPのパワースポット

高龍神社の信仰の歴史は古く600年前に遡ります。1390年、楠正成の三男の正義の家臣・高野木民部永張が会津へ行く途中に、今の奥の院の辺りに迷い込み里の人たちに助けられましたが、南北朝の戦いで負った傷が痛みだし、寝込んでいた時に高龍大神が現れたと言われています。

その時、高龍大神から「2Km下流に湧き出る白泉を汲み傷を浸せば傷は癒える」とお告げをいただき、それを実行したところすぐに傷が治り、高龍大神に深く感謝した高野木民部永張はこの出来事を里の人に話し、祠を建てて高龍大神を祀ったといわれています。

高龍神社は、関越自動車道長岡インターチェンジから車で約30分の山間地に鎮座し、商売繁盛金運UPのご利益があると言われ、会社経営者や個人事業主に人気の神社です。

拝殿内には商売繁盛のご利益を求める方の名刺がたくさん見られます。参拝の際は名刺を忘れずにお持ちくださいね。拝殿内に名刺を貼る際は、テープや画鋲などではとめることはNGです。名刺棚に入れるか、額などの隙間に差し込むようにしましょう。

御朱印や御祈祷の受付は毎週日祝日のみ16時までとなっています(2020.2現在)。混み合っているときは30分~1時間かかるそうですので、早めに行くことをおススメします。8月には秋季大祭が行われ花火も打ち上げられますよ。

高龍神社(こうりゅうじんじゃ)

鎮座地:〒940-1122 新潟県長岡市蓬平町1276

電話番号:0258-23-2020

御祭神:高龍大神(コウリュウオオカミ)

※高龍神社の詳しい予定などは高龍神社の現役巫女さんのブログからどうぞ!

蒼紫神社|2500本の桜が咲き誇る悠久山公園に鎮座

蒼紫神社は、長岡城内に長岡藩3代藩主・牧野忠辰を祀ったのが始まりとされています。神道を深く信じていた忠辰の没後、京都の吉田管領家から蒼紫明神の神号を送られたことから、忠辰の跡取の忠寿が長岡城内に社を建てて、忠辰と忠辰が特に尊崇した事代主命を祀りました。

その後9代藩主忠精が忠辰の50回忌に、日光東照宮を模した権現造りの社殿を完成させ、現在の場所に神社を移しました。

蒼紫神社は、関越自動車道長岡インターチェンジから車で約20分の場所にある悠久山公園内に鎮座し、無病息災学業成就厄除け縁結び安産のご利益があると言われています。

参道が2つあるのが特徴で、表参道と北参道があり、北参道の方が駐車場からも近く境内への近道となっています。表参道から境内は少し距離があるのですが、春の桜が咲く季節は綺麗です。お散歩がてら表参道から行ってみてはいかがでしょうか。本当にオススメですよ。

毎年桜の開花時期(4月上旬から4月下旬)には「悠久山桜まつり」が開催されます。公園内はたくさんの露店が出店され、多くの花見客で賑わいます。夜になると500個の提灯によるライトアップも行われ、昼とはまた違ったその幻想的な世界は多くの人々を魅了します。

蒼紫神社(あおしじんじゃ)

鎮座地:〒940-0827 新潟県長岡市悠久町707

電話番号:0258-33-1769

御祭神:牧野忠辰

御祭神:事代主命(コトシロノヌシノミコト)

公式HP:https://itp.ne.jp/info/154261187000000899/

金峰神社| 流鏑馬神事を行う縁結びと金運の神社

長岡インターチェンジから車で15分の場所に鎮座する金峰神社は、和銅2年(709年)に創建された神社です。奈良の「蔵王権現(ざおうごんげん)」を現在の地に勧請したのがはじまりと伝えられています。明治時代までは「蔵王権現」と言われていたことから、近隣では今でも「ざおうさま」と呼ばれています。

金峰神社は、長岡インターチェンジから車で15分の場所に鎮座し、製鉄や鍛冶の他、金運縁結びのご利益があると言われています。また、相殿の又倉神社は参拝すると恋愛成就のパワーを授かると言われています。

境内は約6000坪の広さで、たくさんの木々のせせらぎが心地よい神社です。手水舎の近くには、樹齢800年の御神木「蔵王の大欅」を見ることが出来ます。この御神木は昭和38年に長岡市指定文化財の天然記念物に指定されています。金峰神社に隣接する「蔵王堂城跡」も長岡市指定文化財に指定されています。

毎年7月15日には長岡市無形民俗文化財に指定された流鏑馬神事が執り行われます。現在新潟県内では、金峰神社と佐渡でしか行われていなくてとても貴重な神事とされています。

また、毎年11月5日には「王神祭」が執り行われます。「王神祭」は相殿の又倉神社で古来から執り行われている神事で、信濃川を遡上した鮭を宮司が直に触れないように包刀と鉄箸でさばいて鳥居の形にしてお供えするという神事です。こちらも新潟県の無形文化財に指定されています。

金峰神社(きんぷじんじゃ)

鎮座地:〒940-0027 新潟県長岡市西蔵王2丁目6−19

電話番号:0258-32-2337

御祭神:金山彦命(カナヤマヒコノミコト)

公式HP:http://www.kinpu.jp/

宝徳山稲荷大社|ローソク祈願の神秘的な神社

宝徳山稲荷大社は、歴史の古い神社で縄文時代に殷帝大王(いててのひみこ)が物部美万玉女命(もののべのみのわひめのみこと)に命じて瓊名の里に「日の宮の御社」を建てたことが始まりとされています。

第41代持統天皇の時代には越後56座の筆頭として「越国総鎮守一宮」の格式を賜り、その後平安時代から何度も遷座し文政に現在の場所に遷座しました。

宝徳山稲荷大社は、長岡インターチェンジから車で13分ほどの小高い丘陵地に位置し、朱色の漆塗りの大神殿が特徴です。5色のローソクを立てるという独特な参拝方法で、拝殿にはたくさんのローソクが並んでいます。

宝徳山稲荷大社は、天照白菊宝徳稲荷大神、日本古峰大神、八意思兼大神の3柱の神様を御祭神として祀っており、それぞれの御祭神でご利益が異なります。

  • 天照白菊宝徳稲荷大神…五穀豊穣・商売繁盛・家内安全・身体健全・良縁拝受・安産息災
  • 日本古峰大神…方位方災祓い・厄災難除・交通安全・海上安全・病気平癒
  • 八意思兼大神…学術増進・入試合格・国家安泰・政治治安

春には春季大祭宵祭・春季大祭、11月には神幸祭(よまつり)、元旦には歳旦祭・元旦祭など、1年を通してたくさんの行事が行われています。

中でも、11月の神幸祭(よまつり)は願いを込めた数万本の紅ローソクが一斉に灯され、その幽玄な光景は目を見張るものがあります。午後10時から日付が変わり午前1時半ころまで行われますが、その日付が変わるころに、夜空に見える「火の鳥」を一目見るために、県内外から多くの参拝者が訪れることで有名です。

宝徳山稲荷大社

鎮座地:〒949-5414 新潟県長岡市飯塚870

電話番号:0258-92-3341

御祭神:天照白菊宝徳稲荷大神(アマテラスシラギクホウトクイナリノオオカミ)

御祭神:日本古峰大神(ヤマトフルミネノオオカミ)

御祭神:八意思兼大神(ヤココロオモイカネノオオカミ)

公式HP:houtoku.or.jp

まとめ

長岡市の代表的な神社5社をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

参拝してみたい神社はみつかりましたでしょうか?

小さなお子さんを連れて参拝するのなら、公園が併設されている平潟神社や蒼紫神社がオススメです。特に蒼紫神社は公園が広く遊具がたくさんあり、サルやウサギなどが見られる小さな動物園もあるのでオススメです。

車があれば1日で5社すべて回れますので、お時間に余裕のある方はぜひ長岡の代表的な神社巡りをしてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。